コーチングで国際協力を!

アドラー心理学をもとにしたメンタルコーチとして国際協力に携わってます^_^

コーチングを受けるとどうなるの??

こんにちは!

国際協力、途上国で挑戦する人を応援するメンタルコーチの

ひーやん です!

 

ここまで、アドラー心理学コーチングに用いることについてお伝えしてきました。

今回は「じゃあ具体的にコーチングセッション受けるとどうなるの??」についてお話したいと思います。 

 

コーチングセッションでは、クライアントさんが現実を変化させていくための行動を始めてもらってなんぼです。

 

では、クライアントさんが悩んでいることに対して、行動を起こしてもらうためにコーチにできることってなんでしょうか?

 

ポイントは 「心が動く」ことです。

 

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わたしたちの「心が動く」時ってどんな時でしょう?

過去何度もしてきたような体験ではなく、初めてのインパクトのある出来事や、自分が大切にしている価値観を揺るがすような体験が起きた時ではないでしょうか?

嬉しいこと、くやしいこと、感動したこと、悲しかったこと・・・そんな体験はたとえ幼少期の昔のことであってもきっと心の奥に残っているし、さらにはそこから何かを学んだのではないでしょうか? 

コーチングセッションにおいては、あの手この手を使いながら、過去のインパクトあったことを再体験したり、まだ体験していない未来の理想の状態へできる限り高くリアル感をもって臨場体験をしてもらいながら、

「あっ!!」という気づきを探していきます

 

脳科学によると、脳はイメージの世界と現実の世界のギャップの違いを潜在意識では区別できないそうです。

だがら私たちは、フィクションだと顕在意識では理解しているはずの映画を観たり小説を読んでその中にどっぷりとはまって涙を流したりするし、トップアスリートたちはイメージの中での試合シーンを詳細に行っているんですね^^

 

想像してみてください。

 

もし、自分にとってインパクトのあった過去のあのシーンに戻って、臨場感をもって再体験したら何を思い出すでしょう?

まったく制約をかけずに描いたその未来をリアルにイメージした時、どんな気分でしょうか?そんな気分になれるのは何が満たされたからなんでしょうか?

 

「臨場感をもって」イメージの中で「体験する」ことで

「気づき」が出てきそうなことが想像できましたでしょうか? 

そして、脳はそのイメージの世界と現実の世界を本質的には区別できないのです。さらに言えば、より臨場感が高いと感じる方へと現実を変えていくべく情報の選別を行うフィルターの様な機能もあるそうです。

・・・臨場体験から「気づき」を得ていくことを「体験学習」と呼んでいますが、この方法は気づきを得るばかりでなく、理想の未来への臨場感をあげる程に、脳の機能においても現実を変えていくための作用も同時に働くのです!

 

アドラー流のコーチングでは原因ではなく、目的を大切にします。なので目の前の課題(問題)の原因探究にエネルギーを注ぐよりも「で、本当はどうなりたい?(目的)」にフォーカスし臨場して貰うんです

でてきた理想の未来や自分の未来像が到底不可能と思えることでもいいんです。その理想のイメージの中にはきっと大切な価値観や幸福感を得るためのエッセンスが詰まっているはずですから

 

かつてマザーテレサは「戦争反対の集会には行かない。平和の祈りへの集会ならいいわ」というようなことを語ったと記憶しています。彼女がアドラーを知っていたかどうかは不明ですが、フォーカスすべきポイントは理想とする未来の方だと伝えたかったのではないでしょうか?

 

以上が、現実を変えていく行動へと結びつけるためのコーチングのポイントをお伝えしました。

あともう一つ大切なことがあります。

それは「できそうな感じ、やってみたいなって感じ」を維持していくことです。

クライアントさんが現状を変えていくのに、はじめから上手くいくとは限りません。何度でも修正して挑戦して少しずつでも現実に変化を作りだすためにコーチには「絶え間ない勇気づけ」は不可欠ですし、わずかな変化でもきちんと変わってきているよって認識してもらうこともとっても大切にしています。

 

「おまけ:コーチングの対象テーマとなること

ところでクライアントさんの相談事、悩み事に対してコーチングではどこまでを対象にしているのでしょうか?

自分が学んだところでのコーチングで対象としている領域としては以下の3つに大別しています。基本的には、あらゆる領域のご相談事がコーチングの対象となろうかと思います。

(※ただし、極度の鬱状態で苦しんでおられるような場合など、専門のカウンセリングや医療的な手当の方が有効であろうと思われる際はコーチングよりもそちらをお勧めすることはあります)

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1.発見する (目的発見)

これまで大切にしてきたこと、価値観やその優先順位、どんな時に自分は喜びを感じるのか?本当はどうなりたいのか?どんな人生を送りたいのか?・・・これらのようなことを「発見する」ことをしていくことが中心となるセッションです。

 

2.実現する (目標実現)

ゴールははっきりしているんだけど、何をどう、どのような順番でやっていくのがいいのか?などがゴチャゴチャになっている・・・こんな時には目標に向けてのやること、やめることの整理や順番、他にも出来そうアクションはないか?、助けて貰えそうな人や役に立つ情報がどこにありそうか?などを探っていきます。

 

3.解決する (問題解決)

いわゆる、問題を解決することを探っていくセッションです。人間関係のトラブル等においての自分の心の中で起こっていること、相手の心の中で起こっていそうなこと、第3者からどう見えるだろう?とか、未来の理想の自分や尊敬する憧れの人物だったらどう考え、行動おこすだろう?・・・といった視点の切り換えなどをしていきながら解決へのヒントを探っていきます。

 

今回はこんな感じです。^^

 

今日も最後まで読んで頂き、どうもありがとうございました!!

 

 

【プロフィール】

梶 博之 (ひーやん

✓東京都在住 ✓平日昼はサラリーマン  

✓平日夜、休日でメンタルコーチとして活動中。

✓国内外での国際協力分野、スポーツ分野の方々を中心にコーチング活動を実践中。

✓約15年間の商社時代ではアジア・欧州を中心に海外を飛び回る。

✓現地で多くの不遇な子供たちに出会い、価値観に合った仕事を求め転職。

✓微生物資材会社および、ベンチャー企業経営において環境浄化への仕事に携わる。

カンボジア農村部における給水システムの事業化検証に3年間携わるも事業化は失敗。

✓多くの現地の人々や支援者と関わる中、貧困の根本は教育(=人の考え方・意識)にあるとの自分なりの仮説を持つ。

アドラー流のコーチングによるコミュニケーションの普及が、人の考え方や、意識の変化を未来の貧困の改善につながっていく可能性を感じ、コーチングを学び、現在に至る。

 

 自分が国際協力の活動にコーチングのスキルを用いるきっかけの一つとなったエピソードをこちらのサイトに書いています。よろしければこちらも^_^

 

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